この記事では、七夕賞【G3】の推奨馬と見解について記載されています。
福島競馬場の2000mで行われる、夏競馬の風物詩でもあるハンデ重賞戦で好走しそうな推奨馬を6頭紹介し、それぞれの見解についても記載していきます。
七夕賞【G3】の推奨馬と見解
小回りな福島競馬場のコースを約1周するコース形態で直線も292mと短く、先行馬有利のレースになります。
また、小回りコースゆえに外を回される馬は苦しい展開になりそうです。
先行馬も多数出走している今回のメンバー構成なので、各馬の位置取りがかなり重要になってくると考えます。
それらを踏まえた推奨馬を6頭挙げていきます。
推奨馬
それでは、ここから推奨馬を挙げていきます。
ハンデ重賞と言うこともあり、かなり割れた人気が予想される今回のメンバー構成ですが、抜けた存在のいない時こそ、実績面・展開を重視して推奨馬を選びました。
それでは、それぞれ解説していきます。
ロザムール
まず、初めの推奨馬は②ロザムールです。
この馬は、かなりの人気薄が想定されていますが、昨年のこのレースで2着に好走していて、レースへの適性は十分です。
また、今年も昨年と同じ2番枠に入れたため、昨年同様にスタートを決めてハナを主張し、ラチ沿いをロスなく進んで前で粘りこんでほしいところです。
また、この馬は同型馬との兼ね合いが非常に重要になる馬ですが、同型馬のなかでも最内枠に入れているため、枠や馬場の恩恵を十分に受けられると考えます。
真っ向勝負ではかないませんが、馬場・展開・斤量など噛み合えば粘りこみも十分可能です。
夏に強い牝馬の好走を期待します。
エヴァーガーデン
次に、2頭目の推奨馬は④エヴァーガーデンです。
前走の福島牝馬S【G3】では、外目の枠に入った影響もあり、好位に付けることが出来ずに道中のロスが目立ちました。
また、直線に入っても馬群に揉まれてしまい、全く伸びずの結果になりました。
しかし、内目の枠に入れている今回は2走前のように2.3番手を追走し、直線でじりじりと脚を使うことができれば馬券内に粘りこむことも可能だと考えます。
斤量も軽く、馬場状態も向きそうな今回なら変わり身があってもおかしくない1頭です。
ヒートオンビート
次に、3頭目の推奨馬は⑥ヒートオンビートです。
この馬は重賞での勝ちこそありませんが、2着2回、3着2回と重賞でも好成績を収めています。
また、前走は天皇賞(春)【G1】で4着に好走するなど、G1レベルの能力を見せています。
なかなか勝ち切れない馬ですが、今回のメンバー構成では実績は抜けていて安定感も1番あります。
宝塚記念を目標にしていましたが出走できず、今回ここで賞金を加算したいところです。
メンバーレベル的にも負けられない1戦になりそうです。
レッドジェネシス
次に、4頭目の推奨馬は⑦レッドジェネシスです。
この馬は、昨年の神戸新聞杯の勝ち馬でG1路線での活躍が期待されていましたが、近走は結果が振るわずに大敗が続いています。
調教師のコメントにもあるように、気持ち的な問題が大きく能力を出し切れていないようです。
他馬を気にして力を出し切れない馬の気持ち的な面の修正は難しく、何かをきっかけにいきなり走り出すケースもあります。
ポテンシャルはG1級の馬だけに、今回のメンバーなら上位の馬だと思っています。
昨年の神戸新聞杯【G2】ではまだ成長の余地を残していての2着に好走しているため、きっかけを掴めばここでも好走できるはずです。
脚質的にも、気持ちの面でも買いづらい1頭ではありますが、気持ちさえ戻れば能力で圧倒できるだけに、当日の気配には要注意の1頭です。
フォルコメン
次に、5頭目の推奨馬は⑧フォルコメンです。
前走の1600mのレースから距離延長で挑む今回のレースですが、距離への対応が一番のカギになると考えます。
また、1600mのレースでは後方から競馬を進めていましたが、今回の調教師の「コースにあった積極策を取りたいところ。」と言うコメントを見るからに先行策に出るのではないかと予測しています。
1600mのペースになれている為、今回先行することは十分に可能だと考えます。
また、前走のレースのように4コーナー付近から長く脚を使えることが持ち味のこの馬にとって今回の福島競馬場2000mのコースは非常に合っていると考えます。
2000mの距離に対応出来ればここでも楽しみな1頭です。
ショウナンバルディ
次に、最後の推奨馬は⑨ショウナンバルディです。
この馬は、昨年のこのレースで3着に好走していてこのコースへの適性も十分です。
また、先行力のある馬で、今回のぶたいなら持ち味を十分に活かせそうな馬です。
また、先行力が持ち味の馬でありながらも番手で競馬することも出来る自在性の高い馬で、真ん中付近の枠から周りの展開に合わせた競馬ができるのは今回の強みだと考えました。
前有利の馬場状態で先行馬が多数のメンバー構成なので、控えることも選択肢に入れることの出来るこの馬の好走を期待します。
イチオシ馬と人気薄の穴馬
それでは、最後にイチオシ馬と人気薄の穴馬です。
先ほど挙げた推奨馬の中から特に推奨したいイチオシ馬と、人気薄でも好走必至の穴馬を1頭ずつ発表します。
イチオシ馬
まずは、イチオシ馬です。
今回の七夕賞【G3】のイチオシ馬は、⑥ヒートオンビートです。
今回のメンバーでは実績も能力も抜けていて、斤量もトップハンデでないこの馬はチャンス十分だと考えます。
また、宝塚記念を目指していたこの馬が今回のようなメンバーでは負けていられないと思いますので、ここではイチオシに推奨します。
人気薄の穴馬
次に、人気薄の穴馬です。
今回の人気薄の穴馬は、⑧フォルコメンです。
前走の走りを見ても、重賞で通用する力を見せていて、今回の馬場状態で先行策に出れば非常に楽しみです。
2000mへの距離延長に対応して好走してほしいところです。
以上が七夕賞【G3】の推奨馬と見解でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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