この記事では、5/15(日)に行われる東京11Rのヴィクトリアマイル【G1】について記載しています。
東京競馬場で行われるこのレースは、左回りの1600mコースで行われます。
今回の馬場状態や展開も考慮して推奨馬の見解などについて書いていきます。
ヴィクトリアマイル【G1】の推奨馬とイチオシ馬・穴馬
それでは、ここからはヴィクトリアマイル【G1】の推奨馬と解説について書いていきます。
雨の影響が心配されていた東京競馬場ですが、レース当日には良馬場まで回復しそうです。
しかし、良馬場まで回復しても多少は水分を含んだ良馬場で、メンバー構成を見てもハイペースの高速決着を想定して推奨馬を挙げていきます。
推奨馬
それでは推奨馬です。
レース展開を考慮した推奨馬を7頭挙げて、それぞれの推奨馬の見解についても記載していきます。
ソングライン
まず、初めの推奨馬は②ソングラインです。
この馬は、1600m以下のレースで安定した成績を残していて、過去にはNHKマイルCで勝ち馬のシュネルマイスターのハナ差の2着と能力の高さを示しています。
この馬は阪神カップで15着と大敗していますが、右回りコースが最大の敗因で、今回のワンターンの左回りコースは絶好の舞台です。
前日のレースを見ても、後方からの差しもそれなりに決まっているため、馬場状態も問題なさそうです。
海外帰りとなる今回ですが、馬体の張りも良く、当日のテンションが高すぎなければ問題ないと考えます。
得意の舞台で末脚を活かしての好走に期待します。
ソダシ
次に、2頭目の推奨馬は⑤ソダシです。
この馬は、阪神JFと桜花賞のマイルのG1で2勝している馬で、前走はダートでも好走しています。
過去の走りを見てもこの馬のベストの距離は1600mで、尚且つ高速決着に強い馬だと考えます。
馬場の回復しそうな今回は高速決着になれば楽しみです。
真っ白な馬体が印象的でファンも多いため、人気が先行しがちですが、桜花賞をレコード勝ちしているように能力は間違いありません。
近2戦はダートも使ってきたことも不安視されますが、前走のように時計の速いレースで好走できている為、芝に戻る今回はむしろプラスだと考えます。
前の争いは激しくなりますが、スタートを決めて好位に付ければ崩れるイメージはありません。
ファインルージュ
次に、3頭目の推奨馬は⑪ファインルージュです。
前走の東京新聞杯では休み明けながら2着に好走しています。
また、レース内容を見ても直線で前が開かずに進路取りに時間がかかってから伸びてきているため、好評価できるレース内容でした。
当日の馬場状態次第ではありますが、前日同様に差しも決まる馬場状態なら勝ち切れる能力は備えている馬だと考えます。
ポジションも取りやすそうな今回は、好位からの差しきりに期待します。
レイパパレ
次に、4頭目の推奨馬は⑬レイパパレです。
近走は2000~2200mのレースで強い馬を相手に好走してきています。
この馬は前進気勢が強いため、距離短縮は好材料だと考えます。
やはり、戦ってきた相手を見てもここでは能力は最上位ですが、時計が早くなってしまうとどうかが気になるところです。
デビューから2戦はマイルで勝利していますが、どちらも時計のかかる馬場状態で、馬場の回復してきている今回は少し評価を下げなければいけません。
時計のかかる馬場状態なら最有力候補ですが、馬場の回復する今回は、これまで高いレベルで戦ってきた経験でどこまでやれるかと言う印象です。
アンドヴァラナウト
次に、5頭目の推奨馬は⑮アンドヴァラナウトです。
この馬は、前走の阪神牝馬Sでは2着に好走しています。
また、勝ち馬とは斤量の差もありましたので、負けていても評価できる内容でした。
デビューから少しずつ体が大きくなってきて、前走を見てもマイルは合っている印象です。
近走は前目の好位から競馬をしていますが、中団からでも切れる脚が使える為、スタート後周りの出方を見て好位勢の後ろくらいから差し切れるのではないかと考えます。
デゼル
次に、6頭目の推奨馬は⑯デゼルです。
この馬は、前走の阪神牝馬Sでは3着に敗れていますが、前走は内を通った馬が伸びていて、外を回って後方から伸びてきたのはこの馬だけでした。
馬場状態に恵まれない中での3着は高評価です。
また、この馬はエンジンがかかるまでに時間もかかるため、差しの決まる展開なら直線の長い東京はかなり期待が出来ます。
シャドウディーヴァ
次に、最後の推奨馬は⑰シャドウディーヴァです。
この馬の持ち味は、何と言っても末脚です。
過去のレースを見ても、1600~2000mのレースで33秒台の上りを使えていて、今回の距離短縮は好印象です。
過去に府中牝馬Sを勝った時のように末脚を活かす競馬で展開がハマれば非常に楽しみな1頭です。
イチオシ馬と穴馬
それでは、最後に推奨馬の中からイチオシ馬と穴馬を挙げていきます。
実力馬が揃い、過去に無いほどの混戦模様ですが、その中でも特に注目の2頭です。
イチオシ馬
まず、イチオシ馬は⑪ファインルージュです。
今回の出走馬の中でも最も不安要素も少なく、崩れるイメージのないこの馬に決めました。
前走で東京のマイルコースも経験していて、スムーズな競馬では無い中でも上がり34秒での2着は好印象です。
当日の馬場状態にもよりますが、スムーズに競馬が出来て、前日同様に差しの決まる馬場状態ならこのメンバーの中でも力上位だと考えます。
穴馬
次に、人気薄でも好走必至の穴馬は⑯デゼルです。
こちらも速い上がりが使える馬で、前走は展開が向かない中での3着と伸びてきていました。
ハイペースの中で前の馬に意識が集中する中で、後方で脚をためて直線にかける競馬に期待します。
展開次第で1発あり得ると思います。
以上がヴィクトリアマイル【G1】の見解でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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