この記事では、マーメイドS【G3】の推奨馬と見解について書かれています。
阪神競馬場の2000mで行われるこのレースは、牝馬限定戦のハンデ重賞で、毎年のように2桁人気の馬が馬券に絡むように波乱傾向にある一戦です。
記事の最後には、推奨馬の中からイチオシ馬と人気薄の穴馬も1頭ずつ挙げています。
マーメイドS【G3】の推奨馬とイチオシ馬・穴馬
それでは、ここから推奨馬とイチオシ馬についてです。
波乱傾向にある当レースですが、過去の好走馬の傾向は過去の実績よりも斤量の軽い馬が好走傾向にあります。
前日のオッズを見ても、抜けた人気馬が不在の混戦模様になっています。
そんな中でも馬場状態やレース展開、各馬の能力値から好走馬を見極めていきます。
推奨馬
ここからは推奨馬です。
波乱傾向のある牝馬限定のハンデ重賞で好走必至の推奨馬を5頭紹介していきます。
スルーセブンシーズ
まず初めの推奨馬は、①スルーセブンシーズです。
この馬は、前走の湾岸Sでは休み明けながらも、馬体重プラス22キロで上がり最速の脚を使って3着に好走しています。
前走の内容を見ても馬体重プラス22キロ分は成長した分だと思えます。
また、前走は勝ち馬のハイペースの逃げもあり、息の入らない展開になりましたが、3~4コーナーあたりから上がっていき、外を回しても最後まで脚を使えていました。
昨年の紫苑Sでも2着に好走している点からも今回のメンバーでは能力は十分通用します。
また、今回は斤量が52キロで出走できるのも好材料です。
ソフトフルート
次に、2頭目の推奨馬は③ソフトフルートです。
この馬は、過去にも重賞で好走している実績がありますが、勝ち切れていない馬です。
昨年のエリザベス女王杯【G1】で4着にも好走しているように、相手なりに走れる馬で、能力値で見れば今回のメンバーでは上位です。
しかし、土曜日の阪神競馬場を見ても、内枠前有利な展開が見られる点と、斤量が54キロの点は気になります。
しかし、今回のメンバーでは能力上位のため、相手からは外せない1頭です。
トウシンモンブラン
次に、3頭目の推奨馬は⑤トウシンモンブランです。
この馬は、前走のテレ玉杯(2勝クラス)でスローペースで前の馬が有利な展開ながらも、上がり33.3秒の脚でしぶとく伸びて勝利しています。
この馬は、長く脚を使うことが可能で、内回りの阪神2000mコースでも最終コーナーから捲ってこられる強みを持っています。
今回のメンバーでは能力最上位とまではいきませんが、斤量51キロと、有力馬との能力差を埋められるチャンスは十分にあります。
また、前走は8か月の休養明けと言うこともあり、叩き2戦目の今回は更なる上積みも見込めます。
アイコンテーラー
次に、4頭目の推奨馬は⑩アイコンテーラーです。
この馬は、前走の新潟大賞典では1番人気ながらも9着に大敗しています。
前走は、外が伸びる馬場状態と、前半1000mが58.5秒と言うハイペースの展開で内枠から前に行ったこの馬にはかなり不利な展開になってしまいました。
しかし、内を通った馬や、前に行った馬の中では直線も最後まで粘れていて、力は示しました。
また、今回は内側が伸びる馬場状態が想定されるため、前に行くこの馬には展開が向くと考えます。
今回も斤量は53キロと手頃なため、巻き返しに期待します。
クラヴェル
次に、最後の推奨馬は⑪クラヴェルです。
この馬は、昨年のこのレースでクビ差の2着に好走していて、昨年のエリザベス女王杯でも3着に好走しています。
昨年時は、斤量が51キロとハンデに恵まれたようにも見えますが、その後も重賞で好走を続けている辺りから、能力の高さが伺えます。
今回のレースでは斤量が55キロと少し見込まれた感はありますが、能力の高さからも相手に入れておきたい1頭です。
イチオシ馬と穴馬
それでは、最後に好走必至のイチオシ馬と人気薄の穴馬です。
推奨馬を5頭挙げましたが、展開次第で着順が大きく変わりそうな大混戦が予想されます。
その中でも有力な馬を1頭ずつ挙げていきます。
イチオシ馬
まずは、イチオシ馬です。
今回のマーメイドS【G3】のイチオシ馬は、⑤トウシンモンブランです。
休み明けの前走での勝ち方や、昨年の紫苑Sでも5着に好走している点からも上積みの見込める今回なら好勝負間違いなしです。
5番枠には入れた点もプラス材料で、斤量差を活かしての好走に期待します。
穴馬
次に、人気薄の穴馬です。
今回の人気薄の穴馬は、⑩アイコンテーラーです。
昨年は間隔が詰まって好走していたため、今回は前走時よりも上積みも見込めます。
また、先ほども挙げたように展開の向かない中でもしぶとく粘っていた走りを見る限り、前走の敗退だけで見限るのはまだ早いと考えます。
今回の斤量53キロと、持ち前の先行力を生かしての好走に期待します。
以上がマーメイドS【G3】の推奨馬と見解でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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